症例紹介

Case introduction
症例紹介の写真

真菌感染症


今日は真菌感染症のデグーマウスさんのお話をします。

この子は、ねずみの仲間「デグーマウス」の子どもで生後1ヶ月です。体重は35gと小さく、まだ手のひらサイズの幼体です。

最近痒がるようになり、皮膚も炎症をおこし、毛も抜け始めています。原因は真菌。どこにでも存在するカビの一種なのですが、幼少期や老齢や病気などで免疫力が低下すると、カビが増殖し悪さし始めるのです。

治療は抗真菌剤の内服です。塗り薬だと、動物たちはすぐに舐めてしまうため治療効果が思うように得られない場合があります。

使用するお薬は人間用に開発された薬剤を用いるため、電子天秤で.00まで計量しながら調剤していきます。

初診から2週間。荒れていた皮膚は綺麗に治り、もう毛が生えてきました。

小さなデグーさんの生活は痒みから解放され快適になったことでしょう。

真菌感染症の症状 真菌感染症の症状
関連する症例
公式Youtubeチャンネル
おすすめ動画
  • 獣医師が教える飼い方について

  • デグーで多い病気3選

デグーの動画リストを見る
来院が難しい方

まさの森・動物病院は、診療時間に来院いただくことが難しい場合に、様々な診療方法をご用意しております。

往診

来院が困難な動物については午前と午後の診療の合間に、ご自宅までお伺いする往診にて診察・治療を行っています。

夜間診療

急患の場合には、夜間・休日の時間外診療をお受けしています。一人での診療になるため対応できない場合もございますが、精一杯診療させていただきます。

遠隔診療 ※準備中

エキゾチックアニマルの診療可能な動物病院はかなり少ないのが現状です。当院は日本全国からのご相談にもZoomに繋いで遠隔にて対応させていただきます。